施工現場レポート(匠建築工房)

2月5日 野地板

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外張り断熱材施工も順調に進んでおり、
同時に野地板工事も行っております。

壁の下地は構造用合板です。
一昔前は「合板用接着剤の健康被害」「剥がれる」等と
多々問題を起こしていた合板ですが、
現在は基準が厳しくなり、技術も進歩しましたので、
きちんと通気層を確保し、室内空気の循環を行うことで
そういった問題をなくすことができますよ。
また、構造用合板を使うことにより、
ツーバーフォーと軸組み工法の良いとこ取りができます。
耐震性を増し、かつコストを抑えることが可能となるんですね。
もちろん「丁寧に施工する」ということが前提ですが。

良いと判断できるものは古きも新しきも取り入れ、
施主様のためになると思えるのであれば、
しっかりと責任を持って建てる姿勢で家づくりをしております。

ちなみに、この写真でいう「古き」は軒を出していることでしょうか。
これにより夏の日差しを室内に入り込む前にカットでき、
冬は太陽の位置が低くなるので、
日差しはしっかり室内に入り込むわけですね。
最近の住宅は軒のない家が多いですが、
蔑ろにしては勿体ない先人達の知恵だと思いませんか。

匠建築工房