【お客様名】 K様邸(リフォームのお客様)
【ご家族構成】ご夫婦
【設計・デザイン】大丸建設
K様:ご主人、奥様
インタビュアー:大丸建設(安田佳正、田上純子)
ハンモックが大活躍です
ご主人:このハンモックいいでしょ。
安田:いいですね。
ご主人:そう、楽しいよ。
最初は、一日ずつ取り外さないかんと思ってたんだけど、今は年中つけっぱなし。
田上:ここで横になったりされてます?
ご主人:うん、こうやって遊んで。(笑い)
(ハンモックに乗ってみせてくださいました)
ご主人:テレビ見るのに丁度いい。
奥様:そう、テレビ見るのに丁度いいんです。
安田:ちょっと写真撮らせていただいても良いですか…あれ、光の具合が。
ご主人:フラッシュやらな。障子閉めようか。
田上:こうして障子を閉めてみると、また感じが違っていいですね。
リフォームを考えるようになったきっかけ
田上:それでは、インタビューの方よろしいですか?
ご主人:あっ。いいよ。
田上:まずは、リフォームを考えるようになったきっかけを。
ご主人:それはね、この家が傷んできたんですよ。
そちらの座敷の床もペコペコだし、奥の部屋も、床や天井が駄目だし、あと軒もがガタガタになってたんでね。だから改修せないかんと思ったんですよ。そちらの畳の部屋も歩けばズボズボ。
田上:そうでしたね。
奥様:(笑い)
ご主人:自分でかなり補修して使ってきたんだけど、ガタガタになっちゃったから。それがリフォームのきっかけ…っていうか止むに止まれずかな。
田上:それで、まずは本当に改修しなければいけないところを直して、でまた他もきれいに、と…
改修と改築とどちらがいいか、検討しました。
ご主人:改修するのと改築するのと考えて、最初は全部潰すことも候補にはありました。でも先立つものもいるし、ちょっと、ということになって。だから、とりあえず改修にして、この部屋とこの部屋というように見積もりをお願いしたんです。
お見積もりをいただいても、後でどれくらい追加が来るのかとかが分からなかったので、まず、一期工事として一部分をやってもらって、終わってそれなりに満足できたのでじゃあ二期工事にと分けて進めていきました。
そこでもまた、台所もどこまでやるかとか、床と天井だけかとかを検討して。まあ結局システムキッチンも入れ替えて。メーカーのショールームとかも行ってみていくうちに、最初の見積もりよりも段々グレードも上がったりして。
安田:そうですよね。ショールーム行くといろいろといいものもありますからね。
思い切って改修して良かったです
ご主人:三角コーナーの引き出しが気に入ってますね。昔の三角コーナーは使いこなせなかったけど、今のは引っ張り出せるので。あれを選んで良かったと思ってます。
あと、収納も前と比べて増えましたし、グレードアップさせて良かったです。昔ここにあった大きなファン(換気扇のフード)を、思い切って切ってもらってのも良かったと思ってます。
あとランドリーの物入れも棚から全部取っちゃったのですが、すっきりして良かったですね。
安田:ありがとうございます。
そういえば、最初お会いするきっかけに
なったのは、匠の会をみてお問い合わせいただいたんですよね。
ご主人:そうそう。最初どこにお願いするのかというのが一番心配なところで。ちょうど朝日新聞をとっていたので、匠の会が名前がもっともらしいし良いと思って。(笑い)
安田:そうですよね。匠って付いてますしね。(笑い)
ご主人:それで最初、朝日新聞の所(読者ホール)でやってたの(家づくり大学)を聞きに行ったんですよね。それと、ビックサイトでのフェアにも行った時に、行く前にどの地区がどの会社の担当かというのを調べたんです。そしたら多摩地区に大丸さんがあって、それで大丸さんのホームページを見て、ちょっと声を掛けようかと思ったのが始まりですね。
だからまだ最初はわからんから補修の最小限度でやってもらうつもりでした。
安田:そうですよね。最初は軒先の雨漏りの所みたりして。
ご主人:まあ最初はそんなことから始まって、大工さんも良かったしね。
安田:ありがとうございます。
ご主人:気持ちよくやっていただきましたよ。
住みながらの工事でしたよね。
安田:住みながらの工事でしたよね、その点はいかがでしたか?
ご主人:そうですね。大変な部分もありましたけど、良かったこともありますよ。それは、自分たちもこのリフォームに参加できたこと。例えば、ペンキは自分たちで塗ったりしました。自分たちでやる部分と大丸さんにお願いする部分とを上手くマッチングさせてくれたことは、嬉しかったですね。
安田:ここもご主人が塗られているんですもんね。
ご主人:そうだね。ここも塗ったりしたね。
田上:きれいに塗られていますもんね。
ご主人:自分たちもやって、またそれを教えてもらったりして。それからこのケーブルの配線についても、よく悩んでくれてね。うまく、いい結論に至りました。
安田:そうですね。ちょうどあそこの天井からうまく配線できて。
ご主人:本当改修っていうのは、現場合わせだものね。そこでうまく知恵をだして、やりきっいただけたから良かったなと思ってます。
安田:リフォームは、開けてみないとわからない部分っていうの
がありますからね。
こだわりのハンモックと掘り炬燵
ご主人:あと、われわれ今回最大のサプライズというのがこれね、ハンモックをつけること。
それとあと一つあそこに棚を造ってもらったでしょ。あの棚は、最初別の場所に造ってもらおうと思ってたんだけど、こっちに細工して造ってもらったんです。それが良かった。
安田:先程のハンモックもちょうどいい場所に付いてますよね。
ご主人:これを決めるのも考えに考えて。
田上:そうでしたよね。
ご主人:あと、ここを掘るのも大変だったり、場所決めるのも悩みましたよね(大工作製掘り炬燵)。このテーブルを取っちゃうと丁度孫の遊び場になるんですよ。
奥様:そうそう。丁度いいの。孫がそこに入ってる写真もあるわ。
安田:今回はリフォームですが、匠の会で家を建てたり、リフォームすると幸せになりそうな人ってどんな人ですか?
奥様:メーカーに頼んでも、結局はまた次の下請けの人になっちゃうじゃない。(匠の会の場合は)直接大工さんとも話せて同じイメージでできるから、結果としてそれ以上のものができたのが凄く良かったと思う。
工務店さんとの関係は、一対一だと思うんです
ご主人:言いたい放題文句を言う人だったらハウスメーカーに行けばいいと思う。契約して、ただやってもらう。工務店さんとやるには、協調してやって、施主だ工事屋さんだという関係じゃなくて一対一だと思うんだよね。ハウスメーカーさんとやる場合はあくまでもこちらが施主なんですよね。立場的に。そんで言いたいことを言って、やってもらう。
対等の立場で一緒に造り上げたいという人は工務店さんとやった方がいい。お互い意思疎通を図ってね。ハウスメーカーさんとだと意思疎通が図れないんですよ。その心は先ほど言ったみたいにお金が変わってきますから。途中でどんだけ変わってきたかとかね。
安田:私たち工務店にとって凄く嬉しいお言葉です。
ご主人:前にちょっと他でやった時に、こちらの言いたいことを掴んでくれなかったんだよね。ある意味では適当にあしらわれて、交渉する窓口の営業の人は要求事項を聞いても、適当に流すだけなんじゃないかな。だから出来たときにちょっとずれが出てくる。
そして現場作業する人は、こちらの話よりも発注主の会社の言うことを聞きますからね。こっちの言うことだけを聞いていたら、持ち出してしまうだけだから。だから結果的に終わってから不満になったね。
まあ新築だと違うのかもしれないけどね。出たとこ勝負の改修工事はハウスメーカーに任せてもいい結果にならないね。現場でお互いに協調しながらやらないといい結果にはならないよね。
安田:そうですよね。実際にお互いに現場をみながらどれが最善策なのかをお話ししてすすめていかないと。
ご主人:そうそう。それならコストアップオッケーとかね。だからそういう人は工務店さんの方がいいと思う。
安田:ありがとうございました。
ご主人:終わったの?そう。
田上:あと、何かお話したことがございましたら・・・
いろいろとケアしてもらって、より住みやすくなりました
ご主人:今回本当に感謝しているのはね、本来の改修目的でないところも、いろいろとホームドクター的にこいろいろとケアしてもらって、より住みやすくなったこと。ドアのノブを直してもらったりとか、それからこの動かなかった雨戸も動くようにしてくれたりとかね。
奥様:本当にいい職人さんばかりで。
ご主人:そうだよね。
奥様:大工さんも良かったし、水道屋さんも良かったし。
安田:ありがとうございます。
ご主人:あとこの部屋ね。杉、杉、杉、っていうんで最初躊躇したんだけど、だけど結果良かったよ。
奥様:あとこの障子が良かった。
ご主人:ただね、床がちょっと黒くなってくるところがね・・・
安田:よく歩くところとかですよね。
ご主人:そうそう。ワックスもたまにはかけるんだけどね。
安田:これぐらいでしたら、ペーパーのやすりで少し削ってワックスを塗るとときれいになりますよ。
ご主人:そうですか。目立つところとかですかね。
障子や断熱材のおかげで、あったかくなりました
田上:前と比べて寒さとかはどうですか?前に寒いとおっしゃっていたので。
奥様:あったかくなりましたよ。この障子とかのおかげもあって違いますよね。
ご主人:あと断熱材も入れてもらったしね。
安田:では最後に御揃いの写真を撮らせていただきまして…
今日は本当にありがとうございました。