第十話【家守り】建具(内装建具)について

今回は家の中に使われている内装建具です。
日頃より使用頻度が高い為に建具の取っ手や建入調整等のお手入れが頻繁に必要な部位です。しっかりお手入れしないで不具合が生じたまま使い続ける事で、建具の破損や床や枠等他の部位を傷つけてしまうので注意が必要です。

引き戸、開き戸、折り戸のお手入れと注意事項

 

・引き戸、引き違い戸
建具と方立の上下での隙間が違ってきた場合、戸車の調整や上釣り金物の調整が必要です。(床などを傷付けてしまう場合があります)

建具の反りが原因で建具同士が当たっていたり、方立に建具が当たっていないか? オートクローザーや鍵が付いている場合、作動状態を見て調整する必要があります。

 

 

・開き戸
建具と方立の上下での隙間が違ってきた場合、建具の調整が必要です。(床などを傷付けてしまう場合があります)レバーハンドルにがたつきがある場合、調整が必要です(ハンドルが破損する場合があります)
ラッチや鍵のかかりも随時調整が必要です。

 

 

・折り戸
支点部分に大きな力がかかっているので、折りたたんで建具を開放している時に横から力を加えると建具が外れる場合があります。また、支点部分の金物(留め金のビス等)が緩んでくると建具が外れやすくなるので注意が必要です。
建具と方立の上下での隙間が違ってきた場合、建具の建入の調整が必要です。(床などを傷付けてしまう場合があります)スムーズに動作しない、建具が引っかかる等の場合も調整が必要です(他の建具より建具の調整頻度が必要な場合が多いので注意して観察してください)

 

 

 

使用頻度の高い部位は、特に注意を

使用頻度の高い部位なので、普段使っている時と違和感(開け閉めが固い、鍵のかかりが悪い等)を感じた場合早めに対応する事が長く使うために必要になってきます。

ここに書いたお手入れにはご自身では出来ない場合もあると思います。お気軽に匠の会にご相談ください。

この学び場では家のメンテナンスに関する情報をみなさなにご提供させて頂きながら、自分の家を少しでも長く良い状況で住まい続ける基本的な知識を身に着けて頂ければと思います。

次回は「給排水(外廻り)について」の話です。

お楽しみにして下さい。