蚊に刺された時には、市販薬等で素早くケアするようにしましょう。 蚊はかきむしって「とびひ」になってしまうと、その後の肌トラブルが大変です。 「とひび」になってしまった場合、小さな子は保育園に行けなかったり、入浴に不便するなど、 日常生活に支障をきたします。刺されたら早めに対策しましょう。 昔ながらの「キンカン」や「ムヒ」「ウナコーワ」などの薬剤は、どの家庭にも1本はある虫刺され薬 ではないでしょうか。 いずれにも清涼感を与える「メントール」と「カンフル」が含まれることは共通していますが、 痒みをおさえる有効成分が異なります。 「キンカン」は痒みをおさえる成分としてアンモニアが、また皮膚の刺激成分として「トウガラシチンキ」が 含まれているので、独特のにおいと刺激があります。 ムヒにはステロイドが含まれ、痛みを伴う虫刺されにも効果的です。 ウナコーワは痒み止めに特化したシンプルな処方が特徴です。 化膿したり炎症を起こすなど、ひどい虫刺されには医師による診断と処方が必要になります。 市販薬のみに頼らず、専門家による治療で早く対策しましょう。 この夏の間、ずっと蚊に関する情報を発信してきましたが、これで最後です(笑)。 ぜひ来年の夏も読み返してみてください。